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マドリ

2025 / 02 / 14INFO

上棟しました 神戸町T様邸

数年に一度の強烈な寒波も去っていきました。

神戸町であれだけの雪を見たのは、何年ぶりでしょうか。

さて、先日2月10日 神戸町T様邸の上棟を無事執り行いました。

前日まで雪が降っており、なかなか過酷な環境での上棟になりました。

最近の傾向としてハウスメーカーなどは通し柱を無くしており、しっかり通し柱を立てる弊社は貴重な存在かもしれません。

 

LDKが広いため、それを支える梁は40cmから60cmとなかなかの迫力です。

 

1階が終わり、2階の柱が建ち始めました。

 

 

土台は集成材ではなく、ヒノキの無垢芯持ち材になります。

また、基礎と土台の間には基礎パッキンという黒いパーツを

敷き詰めて、床下を乾燥した環境に保つよう換気をしています。

通し柱は世界一過酷と言われるJASの構造用集成材の認定を受けた針葉樹の集成材になります。

集成材はエンジニアリングウッドとも呼ばれ、しっかり含水率管理された木材を貼り合わせることで、

反り、ねじれ、膨張収縮などを抑え、精度の高い加工ができ、また長きにわたり強度を保つことが

できるため何十年と家を支えていける優れた特質をもちます。

2階の耐震用面材から打ち付け始めました。

耐震用面材は、計算された一定の長さと強度の釘で一定の間隔で柱に打ち付けられます。

それは1階、2階ともくまなく建物を覆うことで地震がきても倒壊しない家になります。

 

玄関前におしゃれな屋根組をデザインしましたが、図面を書くのは簡単で、

出来上がりだけ見るとなんてことはないように見えますが、実際にプレカットされた木材を

組んで建て起こすのは至難の技でした。

 

1階、2階とも耐震用面材を張り終えて、屋根の防水用ルーフィングまで完了すれば、作業終了となります。

お疲れさまでした。